【農】 ブドウ 『べと病、晩腐病』 薬剤
2020-07-18
こんにちは!
梅雨真っ只中
週間天気予報を見ても毎日雨予報ですね
ブドウ『べと病、晩腐病』が出ています。
お忙しい時期の中、またこんな天候が続く中ですが、病気の蔓延防除に、ここで使える(収穫前日数考慮)対象薬剤一例記載しておきますので、ご参考下さい。
べと病
・発生時期:5月~10月
・発生しやす条件:低温で降雨の多い気象で発生しやすい。
・症状:葉では白粉状の病斑が現れる。病害の進展により早期落葉がおこる。花穂、果房でも表面に白色のカビを生じる。肥大が進んだ幼果ではカビは生じないが果粒が褐変する。
(参考:山梨県果樹試験場病害虫診断サポートシステム)
薬剤名:(45日前)ゾーベックエニベル顆粒水
(30日前)オーソサイド水80、アリエッティ水、ベトファイター水、ジャストフィットF
(21日前)ホライズンDF
(14日前)ランマンF、ライメイF
(7日前)レーバスF、エトフィンF
(ボルドー)IC66D、ムッシュボルドー、コサイド3000、園芸ボルドー
晩腐病
・発生時期:6~9月
・発生しやす条件:開花期~幼果期に降雨が多いと発生しやすい。収穫前に降雨が多いと二次伝染を繰り返し発生が多くなる。
・症状:収穫期の果粒に鮭肉色のネバネバした分生子の塊を生じ腐敗する。幼果に発生すると小黒点病斑を生じるが、これは着色期まで拡大進行しない。
(参考:山梨県果樹試験場病害虫診断サポートシステム)
薬剤名 :(21日前)ホライズンDF、セイビアF
(14日前)ストロビーDF、ファンタジスタ顆粒水
(7日前)フルーツセイバー
(前日)オンリーワンF、スクレアF
(ボルドー)IC66D、園芸ボルドー